TCC引退競走馬ファンクラブ10周年記念〜感謝の集い〜に参加させていただきました!

引退競走馬の未来をつなぐ想い――TCC10周年記念「感謝の集い」に参加して


こんにちは!馬siteのスギー店長です。
先日、「TCC引退競走馬ファンクラブ10周年記念〜感謝の集い〜」に参加させていただきました。
TCCの活動を応援する多くの方々が集まって、引退競走馬への想いを共有できる、とても温かく素敵な時間でした。
TCCではこれまで約60頭もの引退競走馬たちを新たなセカンドキャリアへとつないで、多くのお馬さんたちに「その先の幸せ」を届けてこられたんだ。
そんな素晴らしい活動の輪に、私たち馬siteもグッズづくりを通してほんの少しでも彩りを添えられていることを、とても嬉しく、そして誇りに感じています。
イベントは、TCC代表・山本高之さんのご挨拶から始まりました。
10周年という節目を迎えたTCCですが、その歩みは決して順風満帆なものではありませんでした。
創設当初は、古民家を拠点にスタートし、そこにいたのはポニーだけだったそうです。
そこから少しずつ仲間が増えて、活動の幅を広げながら、一頭、また一頭と引退競走馬たちを受け入れられる環境を整えてこられました。
現在では数多くの引退競走馬たちの引退競走馬たちをセカンドキャリアへとつないで、多くの馬たちに新たな馬生を届ける活動へと展開されています。
山本さんのお話からは、この10年間が決して簡単な道のりではなく、「馬たちの未来を守りたい」という強い想いと、多くの方々の支えがあって積み重ねられてきた歩みなんだと改めて感じました。
競走馬の「その先の馬生」を支える想いに触れて
会場では、元調教師の角居勝彦さん、そして現在調教師としてご活躍されている元騎手の福永祐一さんによる貴重なお話を伺うことができました。
名馬ウオッカをはじめ、ヴィクトワールピサやエピファネイアなど数々の名馬を育て、日本競馬をけん引してこられた元JRA調教師・角居勝彦さん。
角居さんは調教師として数々の輝かしい実績を残されながらも、2021年に勇退。
現在は引退競走馬のセカンドキャリアを支える活動に力を注いでおられて、「競走馬が引退したあとも幸せな馬生を送れる社会」を目指して、日々尽力されているよ。
華やかな競馬界の第一線で活躍されてきた方だからこそ、その言葉一つひとつには重みがありました。
競走馬が引退したあとに直面する現実や、その一頭一頭の未来をつないでいくことの難しさ。私たちが普段知ることのできない現場の葛藤や責任についても率直にお話しくださり、改めて引退競走馬支援の大切さを考えさせられました。
そして、私が何より心に残ったのが、「できるか、できないかではない。やるか、やらないか。」という言葉でした。
その言葉は決して理想論ではなく、日本競馬のトップで結果を残し、その後も引退競走馬の未来のために行動し続けている角居さんご自身の生き方そのものでした。
その覚悟と行動力に触れて、「本気でお馬さんたちの未来を変えようとしている人がいる」ということを実感し、胸が熱くなりました。

続いてお話をしてくださったのは、元JRA騎手で、現在は調教師としてご活躍されている福永祐一さんです。
福永さんは、騎手時代に数々のGⅠレースを制し、日本ダービー3連覇や無敗三冠馬コントレイルとの活躍など、日本競馬史に名を刻むトップジョッキーとして多くのファンを魅了してこられました。
そして現在は騎手を引退され、調教師として馬を育てる立場へ。
レースで勝つことだけじゃなく、馬の成長やその先の未来まで見据えながら、新たな挑戦を続けられています。
また、福永さんはTCC代表・山本高之さんの義兄というご縁もあり、以前からTCCの活動を身近で見守り、応援されてきたお一人なんだ。
競馬界の第一線で活躍されてきた福永さんだからこそ、引退競走馬が抱える現実や、その先の馬生について語られる言葉には大きな重みがありました。馬たちの未来を真剣に考えるその姿勢から、引退競走馬支援の大切さを改めて感じる、貴重なお話を伺うことができました。

お二人からヘルメットミニバックにサインを頂いたよ♪

10周年を彩る作品と、心温まる交流のひととき

会場の入口でまず目を惹いたのが、イベントでもいつもお会いする作家・Enifさんが、TCC10周年を記念して制作された作品です。
これまでTCCが新たな馬生へとつないできた引退競走馬たち一頭一頭が、Enifさんらしい優しく温かなタッチで描かれ、大きな蹄を形づくるように並んでいました。
一頭ずつ表情や特徴が丁寧に描かれていて、思わず足を止めて見入ってしまうほど。優しい色使いと温もりあふれるイラストからは、お馬さんたちへの深い愛情が伝わってきたよ。
10年間という歩みを象徴するような、とても素敵な作品が会場を温かく彩っていたのが印象的でした。
その後は、TCCにまつわるクイズ大会や、美味しいお料理をいただきながらの歓談の時間も。
普段なかなかお話しする機会のない方々とも交流させていただき、それぞれが引退競走馬への想いを持ちながら活動されていることを知ることができました。
また、引退競走馬を取り巻く現状や、これから先も向き合っていかなければならない課題がまだまだ多くあることを改めて実感し、一頭でも多くのお馬さんが安心して暮らせる未来のために、私たち一人ひとりができることを考える大切な時間にもなりました。
今回のイベントを通して、引退競走馬支援は決して一部の方だけが担うものではなく、一人ひとりの「知ること」や「応援したい」という気持ちが、お馬さんたちの未来につながっていくのだと改めて感じました。
競走馬として輝かしい日々を過ごしたお馬さんたちが、引退したあとも穏やかで幸せな馬生を送れるように――。
私たち馬siteも、グッズづくりを通して、引退競走馬支援の輪に少しでも彩りを添えられる存在でありたいと思っています。
そして、一人でも多くの方に引退競走馬の現状やTCCの活動を知っていただき、「応援したい」という想いが広がっていくきっかけになれば嬉しく思います。
これからも、たくさんのお馬さんたちが幸せな馬生を歩めるよう、私たちも心から応援しています。


